生活するにあたり重要な「水」。その飲み水について戸建ての場合は、水道管から直接送水されているのが通常です。マンションやビルの場合は、昔の建物であれば、貯水槽に一度水を貯めてから各戸に送水するパターン、ポンプにて水道水を上層階に送るパターン、あとは戸建てと同じようなパターンがあります。

一番安価なのはやはり水道管からの直接送水で一番効率が良い。ポンプにて送水するパターンもポンプが正常に働いている間は安心です。問題は貯水槽の場合、古いマンションやビルは屋上にその水槽を設け、重力の力を利用して各戸に送水するケースが多いです。5階建てのエレベーターのない団地のようなマンションをイメージして頂ければと思いますが、屋上にタンク（受水槽）がある建物があります。気になるところは、その受水槽、貯水槽の清掃です。2002年度からは小規模貯水槽水道（水道水のみを水源とし、受水槽の有効容量が10㎥以下の水道）も法律上で年1回の清掃、水質検査は決まっているものの年1回で大丈夫なのでしょうか。

管理会社に勤務したときにその貯水槽清掃に立ち会い、実際水槽に入り清掃を行った経験があるが、たまたまかもしれませんが、1年の間にこんなに汚くなるものかと思うぐらいぬめりなどがあり、うんざりした経験があります。またとあるマンションでは異物が混入していたというケースも。そう考えとゾッとしてしまうのですが、トイレの水や洗い物の水であれば、特に気にしないかもしれませんが、飲み水となると私自身は飲みたくないというのが本音です。では水道管の中は綺麗なのかという話にもなるのですが、飲み水は市販のされている「ミネラルウォーター」か再度水道水を浄水器にかけて飲むのが良いように思いますが皆さんはどうお思いでしょうか。