不動産とは?動産とは?

🏠 不動産と動産の違い、ちゃんと説明できますか?
「不動産って、住宅とか土地のことじゃないの?」
…はい、もちろん正解です。でも、実はそれだけじゃないんです。
動産と不動産って、よく聞くけど「何が違うのか」までは、ちゃんと理解している人って意外と少ないんですよね。
この記事では、思わず“へぇ〜!”と言いたくなる動産と不動産の違いと、不動産の意外な仲間たちをご紹介します!
🏡 動産と不動産のざっくり違い
まず、言葉の意味からいきましょう。
- 不動産=動かせないもの
- 動産=動かせるもの
つまり、「地面にくっついているかどうか」が基本的な判断基準です。
📜 民法第86条ではこう書かれています:
第一項:土地及びその定着物は、不動産とする。
第二項:不動産以外の物は、すべて動産とする。
ということで、土地や建物(定着物)は不動産、それ以外は動産という扱いになります。
でも!ここでちょっと気になるのが、**「定着物ってどこまでが定着?」**ということ。
たとえば、取り外せるコンテナハウスは?ガレージは?トレーラーハウスは? → この辺りは、設置状況や法律の解釈によって動産扱いだったり不動産扱いだったりします。
🚗 実は車も「不動産」になるって知ってた?
ここからが本題。
実は、不動産に分類されるのは土地や建物だけじゃありません。
📌 登録車(普通車)も登記の対象となる“登記物件”で、広義では不動産扱いなんです!
ちょっと驚きですよね?
同様に…
- 🚢 20トン以上の大型船舶
- ✈️ 航空機(旅客機など)
これらも登記され、法的には「不動産に近い存在」とされるケースがあります。
一方で!
📌 軽自動車は“動産”扱い
→ 登録制度が簡略化されていて、登記対象ではないため不動産扱いにはなりません。
これが、軽自動車の「車庫証明が要らない」「税金が安い」などの優遇にもつながっているのかも…?
💡 つまり:
- 同じ“車”でも、登録方法で法的な扱いが変わる
- 大きさや構造じゃなくて、制度上の取り扱いが重要
📦 動かせるけど「不動産的な扱い」を受けるものも
たとえば、屋台や移動販売車なども「定着していない=動産」扱いですが、 一部の仮設住宅や基礎に固定されたプレハブ住宅は「建物登記」がされると不動産になります。
🏗 「不動産か動産か」は、建物の見た目ではなく、どう扱われているか(登記の有無)や定着性によって変わってくるんです。
🎯 まとめ|動産と不動産、違いを知っておくと役に立つ!
✅ 不動産=土地とその定着物。動産=それ以外の“動かせるモノ” ✅ 車や船、飛行機なども一部は不動産的に扱われることがある! ✅ 軽自動車は動産。そのぶん優遇されている?
「不動産って土地と建物でしょ」ではもったいない!
税制・登記・資産評価などで大きく関わる動産・不動産の違い。 ちょっとした豆知識でも、知っておくと意外と役立つシーンがあるかもしれませんよ😊