購入申込をして真剣になる!

今回は、購入申込み(買い付け)した後のことについて書きたいと思います。気に入った物件があって、「よし、買おう」と思ったとき、購入申込みを売主に提出するのですが、この申込みを行ってからが大変。なぜかというと、この申込みから手付金を払って契約書にサインするまではリスク無しでキャンセルできるという

本当に購入するかどうかの最終ジャッジの期間

だからです。営業スタッフとしては、「申込みしたらキャンセルは無しですよ」と私もよく言いました。だって営業マンから言えばキャンセルして欲しくないですからね。でも買手から言えば、後に戻れる最後の砦ですからじっっくり考えましょう。いろんな人のアドバイスを聞いたり、本を読んだり、ネットで調べたり。本来は申込みする前にするべきなのでしょうけど、申込みしてからやっと「買うんだ」という自覚が芽生えてきますから。やっと真剣になるんですよね。

KOKOPLANのサービスでも、この申込みから契約までの間で相談を受けています。なぜこういうサービスを始めたかと言いますと私自身も初めてマンションを購入しようとしたとき、ものすごく悩んだのです。マンションのことよく知らないのに何千万円もして、しかも35年ローン組むなんて。気が遠くなり何回止めようかと思ったことやら。結局、1週間寝不足になってふらふら状態で考えられなくなり、「もういいや」と思ってサインをしたのを覚えています。その時26才だったのですが、今思えばその時に買っていたからこの業界に居続けることができたのかもしれません。だってそのマンション5年後には売却しても1000万円残債割れで、売りたくても売れず、しかも当時の営業担当者から紹介されたローンを紹介(ステップ返済)をなすがまま押印してしまったことに後悔しまくりで、もう最悪でした。こんな営業はしないでおこうと心に誓ったのが良かったように思います。今でもその人の名前は憶えています。

申込みしてからが本当の検討です。体を壊さない程度に、真剣に考えて、止めるのも良いと思います。でまた違う物件考えて申込みして、納得のいく契約をしたら良いのですから。ちなみに一度、マイホーム購入を決意すれば経験上約半年以内にどこかマイホームを購入しているケースが多いですね。

もし私に購入相談の依頼をして頂けた時には、私みたいにならないためにも精一杯、調べさせて頂き意見をお伝えさせて頂きます。おそらく私も寝れないぐらいに。