かつては「一生に一度の、夢のマイホーム」という言葉がありました。ですが近年では「住宅ローン」という金融商品ができ、高価なマイホームですが、何回かは買い替えできるものとなりつつあります。現に私もサラリーマン時代、何度かフルローンにてマイホームを購入しています。車の買い替えより多いかも。。。

メディアでは、「一生賃貸の方が良い」やら「住宅ローンをしてまで購入しない方が良い」というコメントも良く見かけます。極端ですが、リスクを全く取りたく無いのであれば、借金をおってまでマイホームを購入する必要は無いと私も思います。

ですが、私のように家族を持つ者が、病気になったり、あるいは老後のことを考える上で「今のうちに準備できることは何か無いか？」と思うと、マイホームは、最も良い“保険のようなもの”になると思います。

将来を考え「投資」をしているという人もいると思います。株、金、先物、外貨、土地などにもそれぞれリスクがあり、知識が必要です。その道のプロの人は簡単と思っているかもしれませんが、私にとってはそういった投資手法は非常にわかりにくいものだと思っています。

マイホームについても、一種の投資的な要素があります。それプラス、日頃から自分や家族が幸せな気分が持てるもの、また前向きな生活が歩めるものだと思います。

確かに、多額なローンをしてマイホームを購入したにもかかわらず、生活状況が変わり、必死に稼いだが返済が追いつかず、売却も出来ず、自己破産しているケースもあります。ですが、そのパーセンテージはかなり低く、あくまで私の計算ですが、住宅火事になる確率より低い様なのです。とはいえ、やはり多少たりとものリスクはつきものです。

家族の居ない人やリスク無しにて生きたい人にとっては、そのリスクをかぶってまでマイホームを持つ必要はない、と私は考えてしまいます。

色々と書きましたが、私はマイホームを初めて持った時「マイホーム、自分の家は良いな～」と、純粋に感じました。その実感はぜひ皆さんにも味わってみてほしいと思います。

リスクを予め想定することで、予め少しでも軽減できたり、予め対策・準備をしていけるものなので、そういったアドバイスをご提供できればと思います。

昔から言いませんか？親身になってくれる医者と弁護士と不動産屋の友人は持ってた方が良いって。私が「親身かどうか？」は、皆さんにご判断いただければ幸いです。